森林組合について

理 念

『美林萬世之不滅(びりんばんせい これを たやさず)』

林齢の異なった色々な木が配置され、草花や木の実があふれ、小鳥や動物、昆虫が棲み、豊かな水を育む『美しい循環型の森林』を育て、護っていく意思を表した山づくりの理念です。

山づくり3つの基本

1、林道沿いの森林は、経済林として優良材を生産します。

2、山の頂上付近や林道から遠い山は針広混交林に誘導します。

3、広葉樹の山でも同じ林齢の木が密集している山(二次林)は、活用できる広葉樹を残しながら、

  多様性に配慮した植栽行い、水源林として整備します。

正式名称 加子母森林組合(かしもしんりんくみあい)
組合員数 919人
出資金額 83,582,000円
地域内森林面積 国有林5,047ha ・ 市有林1,577ha ・ 私有林4,050ha
(人工林面積 ヒノキ林3,436ha ・ スギ林ほか674ha /自然林面積 1,443ha/その他)
所 在 地 〒508-0421 岐阜県中津川市加子母4872-5
電話番号 0573-79-3333 

組合沿革

1928年 加子母造林保護土工森林組合として設立
1952年 加子母村森林組合へと名称・機構を変更
2005年 加子母森林組合へと名称変更

事業内容

◎指導事業  

1、森林管理、林地売買斡旋、林地活用、山林経営などコンサルティング
2、組合の取組み、木材市況、林業技術などの様々な情報発信
3、各種イベントに参加し、林産品の展示販売などを通じ、森林の大切さや国産材のPRを行う
4、中高生の職場体験、大学などの学術調査・研究の協力、並びに林業の担い手など後継者の育成

◎森林整備事業

1、森林所有者から森林の管理を受けて行う造林・保育などの森林整備
2、森林の整備を行うために必要な道路(林道・作業道)の開設や維持管理
3、森林キャンプ場、貸しコテージの運営

◎販売事業

1、木材の伐採や市場への運搬
2、木材市場の運営
3、林産物や木工品の展示販売(モクモクセンターの運営)

◎購買事業

1、山林樹苗などの斡旋
2、林業資材・機械の斡旋
3、林業機械の点検・修理

◎加工事業

1、木工品の製作(学童机・椅子、木製看板、家具、木製賞状、土木用資材など)
2、ヒノキ葉の成分抽出(エッセンシャルオイル)
3、間伐材(小径木)の加工
4、ブリケット(木屑を圧縮した薪)の加工

◎農商工連携事業

1、農林漁業者と商工業者が協力しお互いの強みを生かし、新たな商品やサービスを開発して利益や売上げの増加を目指す取り組み「農商工連携事業」を、東京武蔵野に事務所を置く総合建設業者(株)丸二と連携し、木造住宅の材料供給を行う。また、美濃加茂市に事務所を置く寝具販売店夢工房ハヤカワと連携し、桧材を使ったベッドの製造販売を行う。